1997-11-22 ◆<印度>Maruti、小型車拡張計画に陰影 【ニューデリー】Maruti Udyog Ltd(MUL)の小型車拡張計画はスズキとインド政府の確執で深刻な影響を受けそうだ。 消息筋によれば、MULは1999-2000年に年産50万台の目標を掲げているが、それには800-1000CCの新モデルの発売が欠かせない。Maruti800に代わる新モデルの発表は、MULが小型車市場のシェアを維持する不可欠の条件と見られる。 来年末には韓国現代のAtos、大宇のD'arts、Telcoのインディカ、新デザインのUnoと、小型車部門には新モデルの洪水現象が生じる。価格競争力の点からこれらの1モデルも当面Maruti800に脅威を及ぼすことはないが、Zenには同様なことは当てはまりそうにない。このためMULのシンクタンクは800-1000CCのMaruti800に代わるモデルを製造することが、その独占的な市場支配を維持する最善の方式と見ているようだ。 しかしながらスズキと政府の紛争悪化で、同プロジェクトは全く進捗を見ておらず、紛争が長引けば、プロジェクトの遅延は避けられない見通しと言う。(IE:11/21)