1997-12-03 ◆<星>ABBダイムラー・ベンツ、地域本部開設 【シンガポール】鉄道工事を専門に手がけるABBダイムラー・ベンツ・トランスポーテーションGmbH(ADtranz)は、シンガポールにコーポレート・センターを設け、2000年までにアジアの市場シェアを2倍に拡大する計画だ。 ADtranzのKaare Vagner重役(CEO)が1日、語ったところによると、シンガポールはドイツのベルリン、ベルギーのブリュッセル、スイスのチューリッヒに次ぎADtranzの第4のコーポレート・センターになる。 昨年のアジア太平洋地域の鉄道プロジェクトの総額は63億ECU(S$113億)で、ADtranzは12%のシェアを占めた。2000年には市場規模は125億ECUに拡大、同社はその30%のシェア獲得を目指す。昨年の営業額は32億ECUで今年は35億ECUを見込んでいる。 シンガポールのコーポレート・センターは域内における同社のプレゼンスを強化し、域内の顧客に支援サービスを提供する。同オフィス主任には香港九龍鉄道の会長も務めたKevin Hyde氏が来年1月1日付けで就任する。同社は目下アジアにおけるほとんど全ての主要プロジェクトに関係しており、上海と広州における地下鉄建設では、来年最先端の快速列車がテストされる。同社はパキスタン鉄道のために特別な軽便鉄道(LRT)システム、ブルー・タイガー30両を開発、インド鉄道には電気機関車30両を納入する。またシンガポールではブキ・パンジャンLRTシステムを請け負っている。(BT,LZ:12/2)