1997-12-12 ◆<馬>自動車販売、来年は46%減少:WIL 【クアラルンプル】来年の自動車販売は、景気後退と自動車購入ローン金利の上昇で最大46%下降するものと予想される。 コンサルタント会社Worldsec International Ltd(WIL)の最新レポートによれば、乗用車販売は今年通年の予想販売台数29万700台から16万5000台に43%、4輪駆動車は2万4970台から8700台に、商用車は6万5520台から3万2760台に下降が見込まれる。 自動車の割賦ローン金利は今月初めから10%に引き上げられている。ちなみに今年初めの同金利は非プロトン新車が6~7%、プロトン新車が8%だったが、Mドル相場の変動に伴う流動性の逼迫で、新車は8.5%、中古車は10%に引き上げられた。 5年もの割賦ローン金利が6.5%なら実質金利は11.7%で、前者が8.5%なら実質金利は14.9%、前者が10%なら実質金利は17.3%になる。 一方、金融コストの上昇と需要軟化で、中古車価格は既に15~20%下降しており、Mドル相場の軟化に伴う輸入コストの上昇に抗して、値下げを行うゆとりのないカー・ディーラーの見通しは暗いと言う。 また新年度予算案に盛り込まれた自動車業界に対する課税率の引き上げや金利上昇を予想して、新年度予算案の発効前に自動車の駆け込み購入が行われたことも、来年の自動車販売の下降が予想される理由の1つと言う。(STAR:12/11)