1997-12-16 ◆<印度>ベンツ、テルコの持ち分10%に引き上げ 【ニューデリー】ダイムラー・ベンツAGはインド最大の民間企業タタ・エンジニアリング・アンド・ロコモーティブ・カンパニーLtd(TELCO)の持ち分を10%に引き上げる。 外国投資委員会(FIPB)は先週土曜、ベンツのテルコ持ち分引き上げ申請を承認した。ベンツは66万9000株を公開市場で、1万株をタタ・グループから、最高1株300ルピーで買い取り、12月31日までに買付を完了する。 ベンツは1969年に技術移転契約に基づきテルコの10%の権益を取得して以来、1995/96年まで10%の持ち分を維持してきたが、ワラントの転換等で9.74%に下降、現在も同レベル(2492万9400株)にある。ベンツが公開市場における買付のみにより持ち分を10%に引き上げた際は、公開買付義務が生じるが、プロモーターのタタから持ち分の一部(1万株)の譲渡を受けることで、同義務を免れることができる。 ベンツは株価が史上最低レベルに落ち込んだのを機に持ち分を拡大する方針を決めたものと見られるが、タタはベンツの持ち分拡大に異議のないことを表明する証書も発行している。(ET:12/15)