1995-04-21 ◆<星>上級マネージャーと新卒の給与格差4.5倍 【シンガポール】シンガポールの上級マネージャーの年俸は日本を除くアジア地域では第2位の11万3744米ドルと、学卒初任給の4.5倍にのぼる。 マネージメント・コンサルタント会社コーポレート・リソーシズ・グループ(CRG)の報告書“アジアン・ヒューマンリソーシズ・アトラス1995”によれば、アジアにおける上級マネージャーの給与は学卒初任給の2.4~7.7倍と言う。インドネシアにおける格差が7.7倍と、最高で、同国の上級マネージャーは6万1106米ドルの年俸を得ている。上級マネージャーとは勤続8年以上、最低11人の部下を有する部門主任と定義されている。この種の格差が最も小さいのは中国と強力な労組を有するオーストラリアだが、中国の上級マネージャーの年俸が1万837米ドルで有るのに対してオーストラリアのそれは6万8356米ドルとなている。また中国における上級マネージャーの給与は需給ギャップから今後急騰するものと予想されている。同様な状況はベトナムにも見られ、同国の上級マネージャーは同上3.6倍の2万1543米ドルを稼いでいる。これに対して新興工業経済群(NIES香港US$13.7206万/4倍、台湾US$10.5650万/3.5倍、韓国US$9.367万/2.9倍)では、広範囲にわたる労働力不足や比較的小さい人口規模から今後とも給与格差は小幅に維持される見通しだ。(BT:4/20)