1998-01-13 ◆<星>企業、アウトソーシングへの関心高める 【シンガポール】アウトソーシング(業務の社外委託)には、なお賛否両論が有るものの、シンガポールの大手企業や組織の関心は益々高まっており、米国拠点の情報技術(IT)コンサルタント会社Metaグループが先週、開催したIT関連のアウトソーシングに関するセミナーには、政府関連機関を含む35社から60人以上の幹部が参加した。 メタのM.マーバーグ重役によると、この種のセミナーの通常の参加者の2倍に相当し、シンガポール企業の関心の高さが窺える。大型アウトソーシング契約のトラブルが報告され、企業の情報担当責任者の4分の3が既存の契約に不満を抱いているとの調査結果もあるものの、オーストラリアでは過去18カ月間に大型アウトソーシング契約が離陸、アウトソーシング市場は年率25%の成長を遂げている。 マーバーグ氏は、社内でやるより安く、うまく、速いことがアウトソーシングのメリットだが、この3つを同時に実現するのではなく、その内の1つを先ず達成するのが現実的、とシンガポールでの経験に基づいて指摘する。同氏によれば、市場を構成する発注者と受注者の双方が満足できる現実的な契約を結び、良好な関係を維持することが重要と言う。(BT:1/12)