1998-01-16 ◆<星>サービス・アパート・ブーム持続 【シンガポール】ホテル業界が60~70%の低客室稼働率で呻吟する中で、サービス・アパートメントは新規供給の洪水にも関わらず90%以上の稼働率を維持し、1997年下半期には賃貸料の上昇も見ている。 不動産コンサルタント、エドモンド・タイ&Coによれば、優良地区における昨年12月の平方フィート当たり賃貸料は、最もポピュラーな2ルーム・アパートで7Sドルと、昨年6月のレベルから3.2%アップした。こうした値上がりは主にハイエンドな豪華サービス・アパートの竣工に伴うもので、昨年は9、10、11郵政区だけで627室が追加された。これにより優良地区のサービス・アパート客室数は1994室に達したが、同地区には向こう数年間に更に1590室が追加され、総供給量はほぼ2倍に達する。 新築アパートの開業当初には、ディスカウントが提供されることもあって、レンタル料の下降が予想されるが、デベロッパーらは域内ビジネス・ハブ、シンガポールの需要は旺盛で、更に3000室が供給されても、十分吸収できると楽観している。 経済危機に見舞われた域内の一部の企業は海外駐在者の住宅手当も引き締めているが、こうしたことは決して一般的ではなく、特に米国や欧州の企業は最近の自国通貨の強化で、むしろ財布の紐が緩んでいると言う。(BT:1/15)