1998-01-17 ◆<印度>タタ、1400CC小型車発表 【ニューデリー】タタ・エンジニアリング・アンド・ロコモーティブ・カンパニーLtd(TELCO)は15日、構想発表以来、観客に2年にわたり秒読みを強い、口さがないアナリスから「お披露目は多分Telco臨終の時」と評されたラタン・タタ会長悲願の小型車を終に発表した。 ラタン・タタ会長によると、ガソリン・エンジン搭載の5ドア/ハッチバック式新型車の開発コストは250クローで、売り出し価格はMaruti800と同水準に設定される予定だ。損益分岐点は6万台だが、初年度だけで5万台の販売が目指される。インドの乗用車市場は2000年までに60万~80万台を吸収する見通しで、Telcoの目標販売台数は20万台。同社は1999年までに中型車も発売する計画と言う。 ムラソリ・マラン工業相は発表会の席上、「我々は、インドが独自開発した自動車の誕生を、また全インドが最高の誇りとする歴史的瞬間を目の当たりにしている」と挨拶したが、地元エコノミック・タイムズ記者は、「オム・ガネシャヤ・ナマの合唱がレーザー光の交差する喧噪を鎮静させる中で執り行われたお披露目式全体を貫くテーマがあるとすれば、外貨排斥のプライドだろう」と述べ、Telcoがインド自動車市場の一方的勝利者になる可能性を予想した。(ET,IE:1/16)