1998-01-31 ◆<印度>スクーターズ、電気自動車製造準備 【ニューデリー】政府系の自動2輪/3輪車メーカー、スクーターズ・インディアLtd(SIL)は、価格17万5000ルピーの電気自動車の製造を計画している。 SIL幹部によると、同社は目下電気3輪車の製造計画も進めており、こちらは今年末にも売り出される。電気自動車については目下、米国企業Amerigon社及びバンガロール拠点のMainiグループと最終段階の合弁交渉を進めているが、出資率や売り出し時期等の詳細は未定。また売り出す前に充電施設等も準備する必要がある。1回の充電で80キロを走行でき、最高時速は70キロ、CKDキットの輸入を通じた完全現地組立方式が採用される予定だ。 SILはまた2輪車から4輪車へのアップグレードを望む顧客のニーズに応える乗用車の製造を計画している。現在スクーターの価格はハイエンドのもので4万ルピー、これに対してローエンドの乗用車は25万ルピーで、両者の溝を埋めるのが狙いと言う。 SILは1995年3月期には9クローの損失を計上したが、166.72クローのタームローンの返済と1200人の整理に450.09クローを引当、事業再建に努めた結果、1997年3月期には10クローの利益を計上した。現在の従業員総数は2000人。政府は最終的に同社持分を26%に引き下げる方針で、目下戦略パートナーを物色している。(ET:1/27)