1998-02-03 ◆<星>FCC、3不動産のバイヤー物色 【シンガポール】シンガポール証取(SES)メインボード上場のファースト・キャピタル・コーポレーション(FCC)は、イオチュカン・ロードのKovanセンター1~2階店舗スペース(約4万平方フィート)、パヤルバルのA-Zビルディング及び工場用地の買い手を探しているようだ。 フリーホールドのこれら3件の不動産の合計価格は、昨年6月の評価より16%安い1億6000万Sドルと見込まれている。経済危機最中の先行き不透明な状況下にあって、3物件の売却は容易でないと見られるが、アナリストらは、仮に売却に失敗しても、FCCの57.4%の権益を握るマレーシアの富豪クェク・レンチャン氏が背後に控えているため、ギヤリング・レシオの高い同社のキャッシュ不足乗りきりは可能と評している。 FCCの報告書によると、昨年6月末時点(以下同)の8階建てA-Zビルディングの評価額は1億1700万Sドル、賃貸可能面積は約23万平方フィート、入居率は91%、コバン・センターの店舗スペース評価額は2800万Sドルとなっている。 また工場用地(約5万平方フィート)の評価額は4500万Sドルで、既存の2階建てテラス工場5棟(賃貸可能面積は合計およそ7万5000平方フィート)の入居率は60%。さらに大きい工場ビルの開発が可能。隣接地にはケッペル・ランドのオリオン・インダストリアル・ビルディングが最近完成している。(BT:2/2)