1998-02-03 ◆<馬>ペナン不動産市場、ますます冷却 【ペナン】つい最近まで高値記録を更新し続けていたペナンの不動産市場は、中央銀行が不動産デベロッパーに対するブリッジ・ローンやエンド・ファイナンシングに対する規制を強化して以来、一転して低迷状態に陥り、投機家は影を潜め、開発プロジェクトを棚上げしたり、放棄するデベロッパーも続出している。 住宅開発業者協会(HDA)ペナン支部のエディー・チュン会長によると、ペナンの不動産価格は20~30%下降、往時を40~50%も下回る価格で投げ売りされるケースも少なくない。一部の住宅バイヤーはローンを取得できず、10%の頭金をフイにしており、ブリッジ・ローンが得られずにプロジェクトを途中で放棄するデベロッパーも出ている。 同氏によると、外国人に75万Mドル以下の不動産の購入を禁じたペナン当局の規制措置は厳しすぎ、外国人の不動産購入に対する一律10万Mドルの課税が撤廃されたからと言って外国人バイヤーがペナン市場に復帰する可能性は薄い。ペナン当局は外国人バイヤーに対する同規制を他の地域同様25万Mドル以下に下方修正する必要がある。 しかし小売り不動産市場はなお比較的安定しており、ショッピング・コンプレックスに対する需要は依然存在すると言う。(STAR:2/1)