1998-02-13 ◆<星>パレ・ルネサンスも賃貸料値下げ 【シンガポール】シティー・デベロプメントはオーチャード・ロードに面したショッピング・センター、パレ・ルネサンスのアンカー・テナント“クラブ21”及び“ザ・リンク”の賃貸料を最大10%カットした。 クラブ21のスペースは1万5400平方フィートで、ザ・リンクもほぼ同規模。高級ファッション製品の販売を手がける両テナントの実際の賃貸料は明らかでないが、入居率100%の同ショッピング・センターの賃貸料は平方フィート当たり6-15Sドルとされる。シティー・デベロプメントは一部テナントの賃貸料を引き下げた事実を認めるとともに、市況低迷に悩むテナントの苦境を支援するのが狙いと説明した。 観光市況の低迷と域内の金融危機で、旅行者が減少した上、地元顧客の財布の紐も堅くなったことから、オーチャード・ロード周辺の小売り業者は、昨年同期に比べビジネスが半減したとしている。 クラブ21は最近フォーラムのByblosショップを閉鎖し、HPLハウスのブラックジャックの閉店も検討中と伝えられる。シンガポール証取上場のFJベンジャミンもパレ・ルネサンスに設けていたブティック“ビル・ブラス”を店じまいし、別に3店舗の閉鎖を準備中と言われる。 最近は政府系不動産会社ピデムコ・ランドも賃貸料の凍結と割り戻しを通じてテナントの苦境乗り切りを支援すると発表していた。(ST,BT:2/12)