1998-02-16 ◆<星>HP社、ディジタル顧客に35%割引提供 【シンガポール】ヒューレット・パッカード(HP)は、ディジタル・イクウィップメント製サーバー・ユーザーに35%の割引を提供、後者の市場シェア切り崩しを図る。 HPシンガポールの謝偉文取締役(マーケッティング担当)によると、コンパックのディジタル・イクウィップメント買収は主に技術支援やソフト設計面の強化と法人顧客市場の開拓を目指したものと見られるが、技術支援サービスはHP社が強味とする領域で、昨年のこの方面の売上は67億米ドルと、グループ営業額の15%を占めた。 昨年9月時点のディジタル・イクウィップメントのサーバー売上は10億米ドルだったが、同社のサーバーの多くはウィンドウズNTアプリケーションを使用していない。また一部のサーバーは今後アプリケーション交換の時期を迎え、不安定な状況に置かれる見通しだ。ハーバード大学の調査によれば、オープンVMSのユーザーの30%が5年内にサーバー・アプリケーションの転換を予定しており、2000年に向け、アプリケーションの転換を計画するユーザーは益々増加するものと見られる。 ディジタル・イクウィップメントのハイエンド製品及びサービス領域の活動はコンパックとの合併後、暫く不活発になる見通しで、その反面、顧客は新世代サーバー・アプリケーションや長期的に使用可能なソフトウェア及びアプリケーションへの転換を希望するものと見られる。こうした状況はHP社が、ディジタル・イクウィップメントの市場に食い込む好機を提供すると言う。 HPサウス・イースト・アジアの林俊藩重役(GM)によれば、HP社は今後もより多くのハイテク新製品を市場に投入するとともに、ユニックス及びウィンドウズNT関連の研究開発に力を入れて行くと言う。(LZ:2/14)