1998-02-20 ◆<印度>ポリエステル産業再編も 【ムンバイ】ポリエステル短繊維(PSF:polyester staple fibre)やポリエステル長繊維(PFY:polyester filament yarn)の製造業者は、短期中期的に財政的逼迫を経験することになりそうだ。 クレジット・レーティング・インフォメーション・サービシズ・オブ・インディアLtd(Crisil)の報告書によれば、上流部門を備えた大規模経営のプレーヤーは競争力を維持できる見通しで、この種のプレーヤーを中核とする業界再編の動きも予想される。 世界のポリエステル繊維生産の50%を占める東南アジア諸国の通貨危機で、安価な製品がインドに流入、過剰供給状況が生じつつある。 既にPFYの国際価格は1年前のキロ当たり1.3米ドルから昨年12月の1.2米ドルに、PSFのそれは1.16Sドルから0.9Sドルに下降している。 インド国内ではビスコース繊維が1996/97年度に約8.5%値下がりした。国内人造繊維の生産能力は1996-97年の間に20%の成長を見ており、1995-96年の8%から加速している。これらの中心がポリエステルとなっている。インド政府は繊維輸入に対する関税を35%に引き下げた。(ET:2/19)