1998-02-23 ◆<印度>IDBI、セメント事業への融資規制延長 【ムンバイ】昨年7月以来6カ月の予定でセメント事業への融資を停止してきたインダストリアル・デベロプメント・バンク・オブ・インディア(IDBI)は、市況に改善の兆しは見られるものの、依然として設備過剰が続いていることから、融資停止措置をさらに18カ月延長する方針を決めた。 IDBI筋によると、経営状態の良好なセメント会社の近代化や開発事業には融資を継続する。同行は目下セメント業界から14件の融資依頼を受けていると言う。 インド国内のセメント製造能力は1993年3月末時点の6494万トンから現在の1億500万トンに拡大したが、過去6年間の需要の伸びは年率8%にとどまり、予想されたインフラ部門の需要急増は未だ生じていない。 こうした中でラジャスタン及びマドヤプラデシュ両州では深刻な値下がりが生じており、今のところ比較的安定した市況を保っている南部地区でも大規模な新規設備の稼働や海路によるグジャラート州からの製品の流入で、値下がりに拍車がかかるものと予想されている。(IE:2/21)