1998-03-05 ◆<星>SP、送電線の通信利用で英加企業と協力 【シンガポール】シンガポール・パワー(SP)はその送電網を通信サービスに利用するため英国及びカナダ企業と協力交渉を進めている。 SPのホー・クォンピン会長は3日開幕した国際電力事業会議に出席後BT紙に以上の消息を語った。それによると同社は既にこの方面の先進技術を有する英国及びカナダ企業と協議を重ねている。ホー氏はパートナーの社名を明らかにしなかったが、カナダの電話会社Nortelと英国の電力供給会社Norwebと見られ、3社は近く関係覚書に調印する見通しだ。 ホー氏によると、シンガポール・テクノロジーズ・テレメディア、日本電信電話(NTT)、ブリティッシュ・テレコムと共同で設けたStarhubは、シンガポールにおける基本通信ライセンスと移動電話ライセンスの入札に参加しているが、同チームは当面SPの送電線そのものではなく、送電線を敷設するために設けたダクトを利用する。同ダクトに通信用の光ファイバー・ケーブルを敷設すれば、プロジェクト立ち上げのコストと時間を節約できる。 一方、今年第2四半期には、電力市場自由化の幕開けを告げる電力プール/決済(P&S)方式が採用されるが、当初新スキームに参加するのはいずれもSP社子会社のパワースノコとパワースラヤのみで、SP社が実質的なライバルの挑戦を受けるのは、トゥアス・パワーの1200MW(メガワット)発電施設が完成する来年4月以降になる。公益事業局(PUB)はこの他スンバワン・コーポレーションにも独立電力供給業者(IPP)ライセンスを与えているが、後者がジュロン島に700MWの発電所を設けるのはなお先のことと言う。(BT:3/4)