1998-03-13 ◆<馬>シンガポールの昨年の対KL投資激減 【シンガポール】シンガポール企業の昨年のマレーシアへの投資約定は117件、12億8000万Mドルと、前年の148件、48億Mドルから額で73%の落ち込みを見た。 マレーシア工業開発局(MIDA)の統計によれば、通貨危機の影響を受け外国投資は全般に縮小したものの、減少率は22.7%に過ぎず、シンガポールからの投資の落ち込みは異常に高い。これには、コーズウェイの渋滞問題や二国間関係の冷え込みが、少なからず反映しているものと見られる。 とは言え1996年の約定額は26億Mドルの半導体プロジェクトと、10億Mドルの製紙プロジェクトにより異常に膨張しており、これら2件を除けば、約定額は12億Mドルとなる。 特に認可ベースで見た場合、シンガポールの対マレーシア投資は1995年の39億Mドルをピークに、1996年26億Mドル、1997年8億9500万Sドルと下降の一途を辿っている。 リー・クアンユー上級相の発言に端を発した二国間関係の冷却は、先月のマハティール首相とゴー・チョクトン首相の会談により、顕著に改善したものの、シンガポールの投資家は、コーズウェイの渋滞問題がまた再現するのではないかと懸念していると言う。(BT:3/12)