1998-03-20 ◆<星>マイクロソフト、5つのイニシアチブに投資 【シンガポール】マイクロソフトのビル・ゲイツ会長は昨日(3/19)午前、サンテク・シティーで催された“エンパワーメント2001サミット”と題する会議の席上、シンガポール政府が推進する広帯域ネットワーク“シンガポール・ワン”の目標達成を加速する5つのイニシアチブに投資すると発表した。 これらのイニシアチブとは;1)ビデオ・オン・デマンド・サービスの構築と広帯域サービスの共同開発に関わるシンガポール・テレコムとの協力覚書。 2)ウィンドウズCEベースのセット・トップ・ボックス据付に関わるシンガポール・ケーブルビジョンとの仮契約。 3)消費者向け高付加価値テレビジョン・サービスに関わるテレビジョン12との協力覚書。 4)“タイムズ・オンライン・エデュケーション・サービス”のデザインに関わるタイム・パブリッシングとの覚書。 5)シンガポール教育省の教育のための情報技術マスター・プラン立案支援。 ゲイツ氏によると、シンガポール・ワンは、同氏が提唱する新コンセプト“デジタル・ナーバス・システム”及び“ウェブ・ライフスタイル”をシンガポールに実現するものである。 デジタル・ナーバス・システムとは、政府や事業体が各種の情報を広範な大衆に提供する最先端のシステムで、同システムの下、情報の高速な伝達や全世界の情報源へのアクセスが可能になり、国民の生活/学習/就業方式も一新される。 ウェブ・ライフスタイルは、デジタル・ナーバス・システムと同じ技術をベースにしており、インターラクティブなネットワークを通じ、直感的な情報の収集と利用を可能にする。 シンガポール・ワンがその目標を達成するには、この他、法律やインフラ、コンテンツにも綿密な調整を加える必要がある。 目下の主要な課題は技術の単純化であり、今後、従来のデスクトップやラップトップではなくパームトップPC(パソコン)や乗用車の中に、こうした技術の精華を見出すことができるようになるはずと言う。(ST電子版:2/19)