1998-03-27 ◆<星>短距離コンテナ輸送の市況回復は2年先に 【シンガポール】アジアの短距離コンテナ海運会社はアジア経済危機の最大の衝撃を被っているが、同業界の市況は2年内に回復に転じる見通しだ。 英国拠点の海運コンサルタント、オーシャン・シッピング・コンサルタンツ(OSC)のアンドリュー・ペンフォールド取締役が“シンガポート98”会議の席上語ったところによると、目下業界が経験している苦境は経済危機以前から顕在化していた設備過剰に伴うもので、設備稼働率は90年代初めの80-85%から今日の70-75%に下降、運賃も1995-97年の間に18%下降した。 OSCは当初1999年中に、設備稼働率が80-85%のレベルに回復すると予想していたが、さらに先に延びそうだ。また運賃も1999/2000年に1994/95年のレベルが回復されるものと見られる。 一方、船舶チャーター市場も過去6カ月間に値崩れが生じているが、用船契約者は契約更新時に有利な条件で契約を結び、コスト削減を図ることができると言う。(BT:3/26)