1995-05-02 ◆<星>日立ケーブル、リードフレーム新工場建設 【シンガポール】日立ケーブル・シンガポール(HCS)は、集積回路(IC)リードフレームの製造業務を拡張するため、1500万Sドルを投じ新工場を建設する。 経済開発局(EDB)発行のシンガポール・インベストメント・ニュースによると、3階建ての新工場は、6月の稼働を目処にまず床面積1800平米が建設され、その後更に1500平米が追加される。完成後は、メッキから仕上げまでの全工程を手掛けられるようになり、シンガポール、マレーシア、台湾、タイ、将来はインドネシアの需要にも応じる。現在、HCSの主要顧客はペナンの日立セミコンダクターだが、域内の新規顧客の開拓も図る。 HCSは、日立ケーブルが最初の海外現地法人として74年にジュロンに開設、翌年から生産を開始した。従業員数470、昨年の売上げは1億5200万Sドルで、日立ケーブルがアジアおよびアメリカに設置した子会社の中では最大。同社は2月にはエナメル・コパー・ワイヤーの生産を、97年までにジョホール州スナイの姉妹工場に移転すると発表、労働者60人の配置転換を行っている。(ST:5/1)