1998-04-14 ◆<馬>ペナン首席大臣、逆境下のビジネス機会販促 【シンガポール】マレーシア業界の逆境はなお持続し、今後さらに多くの犠牲者が出る見通しだが、マレーシアのシリコン・バリー、ペナンのコー・ツークン首席大臣はこうした逆境下のビジネス機会を新規投資の呼び水として積極的に販促している。 コー氏がBT紙に語ったところによると、Mドルの軟化は、マレーシアにおける営業コストを下降させ、景気後退は、労働市場の逼迫を緩和させた。加えて外国人の不動産購入に対する10万Mドルの付加税の撤廃は、マレーシアへの投資の魅力を高めたものと見られる。 マレーシアの国内総生産(GDP)に占める製造業の比率は30%だが、ペナンでは同比率が53%を越え、加えて製造業の80%以上が輸出志向産業で占められている。このことはペナンには、この種の製造業に必要な既成のインフラが存在することを意味する。 既に台湾投資家の間には、東南アジア投資の第2の潮流が生じつつあり、こうしたことはシンガポールにも当てはまる。過去10年間の高度成長でペナン業界は技術力を向上させており、外国投資家は頼りがいのある地元パートナーを容易に見出すことができる。特に技術/ノーハウで常に1歩先行しているシンガポール業界は、ペナンに製造拠点を移転することにより、市場や技術環境の変化に有効に対応できると言う。(BT:4/13)