1998-04-18 ◆<星>ン氏、2日間に2ビル売却しS$3億利益 【シンガポール/香港】シンガポールの不動産事業家ン・テンフォン氏が関与する企業2社はここ一両日にシンガポールと香港で合計10億Sドル以上の2ビルを売却し、3億Sドルの利益を実現した。 ン氏傘下の香港上場企業シノ・ランドに率いられるコンソーシアムは16日、九龍西部の商業コンプレックス、オリンピアン・センターを40億4000万HKドル(S$8.24億)で、香港上海銀行に売却する契約に調印した。ン氏の子息ロバート・ン氏によるとコンソーシアムは約30億HKドルを投じて同ビルを開発したことから、売却益は10億HKドル(S$2.05億)以上にのぼる。ちなみにシノ・ランドは同プロジェクトに30%出資している。 一方、ン氏の個人所有会社ファー・イースト・オーガニゼーション(FEO)はこの日、シンガポールの地下鉄(MRT)スーメイ駅付近のショッピング・コンプレックス、イーストポイント・モールを全国労働組合会議(NTUC)傘下の保険会社NTUCインカムに1億9300万Sドルで売却することで合意したと発表した。ロバート氏の弟フィリップ・ン氏によると、同ショッピング・センターの土地代を含む開発コストは1億300万Sドルで、利益は9000万Sドルと見積もられる。 したがってン氏の企業グループは、これら2ビルの売却により、1億5000万Sドル前後の利益を上げたことになる。(BT:4/17)