1998-04-20 ◆<星>アイワ、R&D活動に注力 【シンガポール】アイワは同社研究開発(R&D)スタッフ総数の20%に相当する200人をシンガポールに配置しているが、今後当地におけるR&D活動を一層強化し、スタッフもさらに増員する方針だ。 アイワの田宮謙次会長が17日催されたアイワ・セールズ・シンガポールの新オフィス開所式後語ったところによると、同社はシンガポールの生産業務の多くを近隣のマレーシア、タイ、インドネシアに移転、最早シンガポールは同社の主要な生産拠点ではなくなっている。ロアー・デルタの工場は昨年初に閉鎖、ジュロン・ワンシー・ロードとジャラン・アハマド・イブラヒムの2工場の生産ラインは当初の14本から3本に削減される。 しかしながら一部の生産業務は引き続きシンガポールにとどめられ、ミニ・オーディオ・システム等の新製品のテスト生産が当地で手がけられる。昨年シンガポールで製造が開始されたDVDは、米国市場で30万台販売され、今年は50万台が見込まれている。 ルピア下落はインドネシアにおける製造業務に大きな影響を及ぼしていないが、同社は政治動向を注視している。労働力不足に直面しているマレーシアでは、政府が外人労働者の導入を認めている。 域内の経済危機で同社のアジア売上は10-15%の落ち込みをみたものの、米国、ラテン・アメリカの好調で相殺され、昨年の世界売上は10年連続の成長を見た。今年のアジア売上は1996年レベルに回復す見通しと言う。(LZ:4/18)