1998-04-21 ◆<印度>HZL、新たな亜鉛精錬所の建設を準備 【ニューデリー】ヒンドスタン・ジンクLtd(HZL)は新たに年産7万~10万トンの亜鉛精錬所の建設を計画、既に政府の認可を得ている。 同プロジェクトのコストは1億7500万米ドル前後と見積もられるが、同社は別に100MW(メガワット)のキャプティブ発電施設も設ける計画だ。HZLは既存の2精錬所の生産能力も各1万トンずつ拡張する。 しかし最近Binaiインダストリーズも10万トンの亜鉛精錬施設を建設する計画を発表している。インドの国内需要から見る限り、これらの精錬所の合計20万トンの新規供給を吸収するゆとりは存在しない。加えて輸入関税の引き下げが予想され、国内業界は価格圧力も受けそうだ。民間企業のBinaiはこうした環境を乗り切る術を心得ているかも知れないが、政府系のHZLは亜鉛の採掘権を独占し、ハイマージンを実現、拡張プロジェクトを進める十分な内部資金も蓄えているとされる。(IE:4/20)