1995-05-03 ◆<馬>今年の失業率は2.8%に:労相 【クアラルンプル】マレーシアの今年の失業率は過去最低の2.8%をマークする見通しだ。 メーデー演説の中で以上の予測を行ったリム・アーレク労相は、労働市場の逼迫に乗じてインフレ高進にもつながる過度な賃上げを要求せぬよう労働者を戒めるとともに、雇用主にも労働者確保のために安易に給与を引き上げぬよう忠告した。同相によれば、マレーシアの労働コストはシンガポールを除く隣国に比べ高めとなている。高い生産コストはマレーシア産品の国際競争力を弱め、インフレを助長すると言う。オブザーバーはマレーシアにおける失業率の低下は1986年以来の持続的傾向と見ている。世界銀行は4%以下の失業率を完全就業状態と見なしているが、86年に8.3%のピークに達したマレーシアの失業率は91年5.6%、93年3%、そして昨年の2.9%と下降し続けている。(ST:5/2)