1998-04-23 ◆<星>経済、今年はマイナス成長に:証券会社 【シンガポール】シンガポール経済は今年リセッションに陥り、国内総生産(GDP)は0.3%のマイナス成長を記録するものと見られる。 スペイン最大の銀行グループBanco Santander SA傘下の証券会社Santander Investment Securities Asiaによれば、アジア諸国の輸出回復の遅れ、インドネシアの経済危機、予想される金利の上昇等を配慮し、同社はシンガポールの今年のGDP成長見通しを当初の3.5%からマイナス0.3%に下方修正した。 Santander証券のエコノミスト、ニコラス・ブルックス氏によれば、日本における国内需要喚起の不成功、銀行融資の欠如が域内輸出の伸び悩みの主因。加えて域内諸国の対外債務と輸入原料の値上がりが輸出成長にブレーキをかけている。 インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポールからの輸出は過去3ヶ月間に5%下降したと言う。(BT,LZ:4/22)