1998-05-16 ◆<星>3月の貸付、前月を下回る 【シンガポール】シンガポールの銀行/金融会社の3月の貸付残高は1410億5000万Sドルと、2月の1421億Sドルを0.72%下回った。貸付残高が前月を下回ったのは、連続3ヶ月目。 金融管理局(MAS)の月間レポートによれば、3月の貸付残高は、昨年同月に比べると、依然として8.9%の成長を見たが、昨年同月の10.35%の成長には及ばない。アナリストは今年末までに年間成長率は8.4%に鈍化するものと見ている。 金融業界の貸付活動の推移は、シンガポール経済の健康を診断するバロメーターとして注目されているが、シンガポール政府は2週間前には、今年の国内総生産(GDP)成長率が、2.5~4.5%の予測値を下回る可能性を認めた。ちなみに昨年の成長率は7.8%だった。 しかし3月の外貨準備は1199億5000万Sドルと、2月を0.04%、昨年同月を5.3%上回った。広義の通貨M3の供給量は前月比1.3%、M2は1.4%、M1は1.2%増加、また昨年同月に比べるとM3は10.4%、M2は9.5%、それぞれアップした。しかしM1は6.5%の下降を見た。(ST:5/15)