1995-05-06 ◆<馬>蔵相、景気過熱否定 【クアラルンプル】アンワル副首相兼蔵相は4日、過去8年間の持続的な高度成長に関わらず、景気の過熱は生じておらず、財政政策に調整を加える必要もないとの考えを明らかにした。 アンワル副首相は、また一層の金利引き上げ措置が講じられるとの予想に触れ、現時点で金利動向を予想するよりも、中央銀行に引き続き、市場動向のモニターを委ね、自由な金融措置を講じる余地を残すべきだと指摘した。同相によれば、貯蓄率は高く、民間企業の業績も良好で、政府は債務返済を加速している。したがってマレーシアが経済的困難に直面しているとか、景気が過熱しているといった主張は当たらないと言う。同相はまた、先進国工業国の仲間入りを果たすという目的のために、無計画に大量な開発プロジェクトを認可しているとの批判を否定、政府はその優先順位に基づいて計画的にプロジェクトを認可していると語った。(ST,BT:5/5)