1998-05-29 ◆<星・中・米>インフラ/教育/住宅開発で協力 【北京】シンガポール/米国ビジネス理事会の代表団を率いて中国を訪問中のトニー・タン副首相は27日、朱鎔基首相や中国国務院国家経済貿易委員会の盛華仁主任等と会談後記者会見し、シンガポール、中国、米国は中国におけるインフラ開発、教育/訓練、住宅建設領域で協力することができると語った。 それによると朱鎔基首相は、インフラ部門への外資誘致に力を入れる中国政府の方針を明らかにした。これに対してトニー・タン副首相は中国の住宅計画に参加を望むシンガポールの意向を伝えた。 米国代表は、中国における英語に堪能な管理人材の不足を指摘したが、タン副首相は、米国のマサチューセッツ工科大学とシンガポールの南洋理工大学(NTU)が協力し、上海の復旦大学及び北京の清華大学で英語/中国語による経営学修士コースを開設した例を挙げ、この種のコースを中国の他の大学にも設けることを提案した。 盛華仁主任によると、中国は目下行政機構や金融制度の改革を進めており、例えば中央政府が全ての大型プロジェクトを認可するこれまでの方式は改められ、中央政府の干渉を抑制し、できるだけ投資家自身の判断に委ねる政策が採用されていると言う。(ST,LZ:5/28)