1998-06-03 ◆<印度>新年度予算、冷間圧延事業を促進 【ムンバイ】新年度予算が高付加価値鉄鋼製品に対する関税保護を強化したことから、タタ・アイアン&スチール・カンパニー(TISCO)は、東海岸のGopalpur及びJamshedpurにおける冷間圧延プロジェクトを加速する見通しで、Essarスチールの冷間圧延事業構想も実現の可能性が高まっている。 ステンレス・スチール・スクラップの輸入関税は既に10%から5%に引き下げられており、これらの企業は原料を低コストで輸入できる他、製品に対する関税保護も受けられる。インドの鉄鋼産業は過去4年間リセッションに直面してきたが、最近のアジア通貨危機で東南アジア産スチール製品の流入の脅威にもさらされていた。また国際価格が軟化する中で、独立国家共同体産の鉄鋼製品も大量に流入していた。 しかしながら海綿鉄業界が希望する輸入関税は、安い輸入原料の恩恵を受ける高炉業界の反対に直面するため、実現する見通しはないと言う。(IE:6/2)