1998-06-13 ◆<印度>IT市場の成長鈍化 【ニューデリー】インドの情報技術(IT)市場の成長率は、1996/97年の20.9%から1997/98年の18.1%に鈍化した。 インターナショナル・データ・コーポレーション(IDC)の報告によれば、相次いで首相3人が交替した点に象徴される政治的不安定が成長鈍化の主因と見られ、経済制裁や特徴に乏しい新年度予算から見て1998/99年度の成長も17%にとどまる見通しだ。 インド市場でもインテル/NTシステムの急速な普及が見られ、インテル/NTベースのパーソナル・ワークステーションのユニット・ベースの成長率は昨年298%をマークした。PC(パソコン)市場は、ホーム/スモール・ビジネスに牽引され、引き続き堅調な成長が見込まれ、インテル/NTへのシフトも加速する見通しだ。インターネット・ユーザーの数も1997/98年の9万人から倍増が見込まれる。 一方、アジア太平洋地域の1998年第1四半期のPC出荷台数は昨年同期に比べ4%下降、売上額は29%の落ち込みを見た。売上額の落ち込みはサブUS$1000PCの出現に伴う値下がりの加速、アジア経済危機に伴う市場の縮小、低価格システムが主流の中国/インド市場の比重拡大が挙げられると言う。(FDTH:6/12)