1998-06-16 ◆<星>外国人駐在者、域内経済危機に関わらず安定 【シンガポール】アジアが経済危機に見舞われているにも関わらず、シンガポールで就業する外国人専門職/管理職の数は安定を保っている。 移民局の統計によれば、シンガポールで就業する米国人、オーストラリア人、英国人、フランス人、日本人、韓国人のエンプロイメント・パス所持者の数は、昨年10月から今年4月の半年間にその実2%の増加を見た。 同期間にオーストラリア人のエンプロイメント・パス所持者は、3100人から3300人に6.5%の最大の伸びを見、英国人が3.1%増の6600人で第2位。これら6グループの中では、日本人が1万300人から1万200人に微減しただけで、通貨危機の深刻な打撃を被った韓国人も横這いとなっている。 昨年同月比では、6グループのいずれもが、10~33%の増加を見、シンガポール政府の海外タレント誘致政策の奏功を裏付けた。 以上の統計数字は、不動産オーナー、学校、レストランの経営者等には、心強いニュースと言える。外国人駐在員は住宅賃貸市場の主要な牽引役を務めているが、民間住宅の賃貸料は昨年末以来下降線を辿っている。コリアーズ・ジャーディンによれば、これは大幅な供給過剰が原因で、外国人駐在員はこれまでよりも少ない予算で、住宅を手に入れられると言う。(BT:6/15)