1998-06-16 ◆<印度>M&M、PALプジョー工場買収見合わせ 【ムンバイ】マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)はムンバイ北東Kalyanに設けられたPALプジョー工場の買収を見合わせた。 消息筋によると、M&MはムンバイのKandivli、アンドラプラデシュ州のNashik及びZaheerabadの3工場の労組と新生産性協定に調印、これらの工場の拡張だけで十分な生産能力が確保できることになったため、Kalyan工場を買収する必要がなくなったと言う。 PALプジョーは、労働争議に続く、CKD(完全現地組立)キット輸入許可の更新問題、合弁パートナーの不和と、相次ぐ難問に直面してきたが、昨年11月には、プジョーが合弁事業からの撤退を宣言していた。 このためPALプジョーはKalyan工場の経営に参加する新たなパートナーを物色していた。しかし、これまでのところ同工場に関心を見せたのはM&Mのみと伝えられる。M&Mは多目的車新モデル、スコーピオの生産拠点として同工場を利用するものと見られていたが、同社も買収を見送ったことから、Kalyan工場の処遇は再び宙に浮いた形となった。 債権銀行は、200クロー以上の負債を抱えるPALプジョーの合弁パートナー、プジョーとプレミア・オートモービルズLtd(PAL)に、早急に可能な解決策を提示するよう要求するものと見られる。(IE:6/15)