1998-06-23 ◆<印度>カルカッタ市場の鋼板価格が上昇 【ニューデリー】カルカッタ市場における0.63ミリ冷間圧延(CR)鋼板の価格が5月の第2週には3ヶ月ぶりにトン当たり2万ルピーの大台を突破した。しかしデリーとムンバイ市場ではほとんど変化が見られない。 2ミリの熱間圧延(HR)鋼板も値上がりしているが、6ミリのワイヤー・ロッドはカルカッタ市場で僅かな変動が見られた以外、過去3ヶ月安定を保っている。とは言え0.63ミリのGP鋼板は大幅な値下がりを見た。 鉄鋼産業開発委員会出版の“マンスリー・ブルティン・オン・アイアン&スチール”によれば、CR鋼板のトン当たり価格は5月第1週の1万9600ルピー、5月11日の2万50ルピー、5月18日の2万150ルピー、5月25日の2万250ルピーと、上昇基調を辿っている。 CR鋼板は今年1月の第5週にカルカッタ市場で今年初以来最高の2万350ルピーをマークしたものの、2月第4週に1万9650ルピーに、700ルピーも値下がり、それ以来低空飛行を続けてきた。しかしながらムンバイ市場では、CR鋼板は今年に入って以来2万3000ルピーの高値を維持している。 カルカッタ市場における2ミリのHR鋼板は1万7600~1万7175ルピーの間で変動しており、デリーでは5月4日の1万7000ルピーから5月25日の1万6800ルピーに下降、ムンバイでは5月第1週の1万8800ルピーから5月18日の1万8600ルピーにダウンした。 一方、カルカッタ市場の3.15ミリHR鋼板は5月4日の1万5600ルピーから5月11日の1万6100ルピーに急騰後、5月25日には1万5400ルピーに下落した。デリーでは5月初めの1万4500ルピーから5月末の1万4800ルピーに徐々に値を上げた。これとは対照的にムンバイでは5月初めの1万8200ルピーから5月末の1万8000ルピーに値を下げた。 カルカッタ市場における0.63ミリGP鋼板は5月11日に今年初以来のピーク2万5900ルピーをマークした後、5月25日には2万4900ルピーに下降した。デリーとムンバイ市場の価格にはほとんど変動が見られなかった。 建設現場等で常用される6ミリ・ワイヤー・ロッドはカルカッタ市場で5月18日に1万3950ルピーに値を上げたが、依然として今年1月12日に記録された1万5000ルピーを大きく下回っている。(IE:6/22)