1998-06-24 ◆<馬>空調工事のメガ、国際舞台に雄飛目指す 【クアラルンプル】HVAC(ヒーティング・ベンチレーション・アンド・エアコンディショニング)システムの設計、製造、供給、据え付け、保守を手がけるMegaグループは独自開発したCAD/CAMシステム“MEGA-SYS”を全世界のHVAC業界向けに輸出する計画だ。 メガの創設者アン・エンフアット重役(MD)によると、“MEGA-SYS”はクライアント・サーバー、光ファイバー・ネットワーク、数値制御機器、モデム等を統合したCAD/CAMシステムで、まだ1セットも販売していないが、フランチャイズ方式により、ユーザーからロイヤルティーを徴収することを検討している。 メガは1989年の創設以来、ビントゥルの第二製油所、ムナラ・パブリック・バンク、ザ・ルネサンス、ニュー・ワールド・ホテル等の空調システム工事を完成させた実績を有し、この他、マレーシア航空(MAS)ケータリング・ビル、KL国際空港、ホテル・グランド・ハイヤット、マンダリン・オリエンタル(KLCC)等に対する総額2億Mドルの空調システム納入契約を有する。これらのプロジェクトはいずれもCAD/CAMテクノロジーを用いて進められると言う。 奨学金を得て1979年にマラヤ大学工学部に学び、卒業後エアコン・トレダーのキャリア・マレーシアに8年勤務、1989年にMegacarrier Engineering Sdn Bhd及びMega Air-Conditioning Sdn Bhdを創設したアン氏は、新会社を通じて空調システムの販売、設計/据え付けサービスを開始した。1993年にCAD/CAMプロセスを導入、1996年には航空産業向けPCA(プレ・コンディションドゥ・エア)サプライ・システム工事にも進出した。 メガは、目下ウズベキスタンにおけるプロジェクトに取り組んでおり、これを機に国際市場への雄飛も目指すと言う。(STAR:6/23)