1998-06-27 ◆<星・泰>US$7億工業パーク合弁事業に着手 【レムチャバン】シンガポールのタイにおける最大の投資プロジェクト、タイ・シンガポール21(TS21)インダストリアル・エステート開発事業が今年10月に着手される。 シンガポールの工業団地開発をほとんど一手に引き受ける国策ジュロン・タウン公社(JTC)子会社のJTCインターナショナル(JTCI)と地元のイースタン・シュガー・グループが合弁で7億米ドルを投じて開発するTS21は、1100haの土地に向こう8年間に5段階に分けて開発され、最終的に住宅/運輸/テレコミュニケーション・インフラの完備した870haの工業スペースが創出される。TS21は大手多国籍企業と同時に自動車/電子部品、工業機械等の支援産業の誘致も目指している。 JTCIのチュア・ティオチャイ重役(GM)が火曜、当地を訪れたシンガポール投資代表団に語ったところによれば、域内経済危機で着工が1年にわたり遅延してきたが、製造業の長期的展望、バーツ値下がりに伴う価格競争力等を配慮し、実行が決まった。来年第4四半期には工場ビルが完成し、入居可能になると言う。 バンコクから120キロのイースタン・シーボードはタイにおける最も成熟した工業区で、レムチャバン深水港や少なからぬ工業団地が存在する。こうした好立地条件に加えてTS21のテナントは、8年間の免税優待、輸入原料/機械設備に対する関税免除、外国人の土地所有等、タイにおける最大限の投資優遇措置を享受できる。 タイ経済は今年は5%のマイナス成長が見込まれているものの、来年は2.5%、2000年には5.5%の成長が予想されると言う。(ST:6/26)