1998-07-06 ◆<星>銀行界、無担保消費者ローンを制限 【シンガポール】一時は、銀行界の良好な収益源として、また消費者にとってはハッスル・フリーな簡便な資金源としてブームを呼んだ無担保消費者ローンが、日増しに悪化する市場環境の下で急速に影を潜めつつある。 この種のローンは一般に年収3万Sドル以上の消費者に対して、月収の2倍まで貸付けられていたが、ここ数ヶ月間に、一部の銀行は完全にストップ、一部の銀行は高金利を課すようになっている。例えば地場4大行中の2行、華僑銀行(OCBC)と大華銀行(UOB)は無担保消費者金融から完全に手を引いている。 OCBCは、定期預金を有するものに限って無担保ローンを提供、UOBは住宅の改装を目的としたものに限り、本店の承認が得られれば、提供するとしている。 他の銀行は依然としてローンを提供しているものの、華聨銀行(OUB)は数ヶ月前の15%から17.9%に利子を引き上げた。同金利水準は外国銀行のそれを上回っている。またタットリー・バンクは依然として10.75%の最低金利を維持しているが、同行幹部は実際問題として最早同ファシリティーを利用することはできないと語った。しかし同行スポークスマンは顧客の信用度次第では依然融資に応じるとしている。 その他の銀行では、シティバンクとアメリカン・エクスプレス・バンクが16.0%、スタンダード・チャータード・バンクが15.75%、DBSバンクが14.5%、ケッペル・バンクが14%の利子を課しているが、いずれも過去数ヶ月間に金利を引き上げ、スタンチャートはワークパミット所持外国人労働者への提供を停止している。(BT:7/14)