1998-07-18 ◆<印度>ITパッケージ通じた経済外交が奏功? 【ニューデリー】バジパイ首相に率いられるインド政府は、一連の経済外交戦略を通じて、米国の経済制裁の矛先を鈍らせることに成功したようだ。 ヤシュワント・シンハ蔵相が水曜国会に上程した、情報技術(IT)産業に対する一連の税制優遇措置は基本的にインドをインフォメーション・スーパーハイウェイに載せることを目指したものだが、同時に米国企業界にキャロットを与えるものでもあった。インド政府は情報技術協定(ITA)の下にIT製品に対するゼロ関税を2005年に実行することを約束していたが、今回シンハ蔵相は2年早めて2003年に実行すると宣言した。 民間業界のロビー攻勢の下、米国上院は16日、インド及びパキスタンに対する制裁措置をクリントン大統領が暫時停止することを認める動議を採択した。(THBL,ET:7/16)