1998-07-22 ◆<印度>ディスク・ドライブのJTS、人員削減 【チェンナイ】マドラス・エクスポート・プロセッシング・ゾーンに製造拠点を有する米系ディスク・ドライブ(HDD)メーカー、JTSテクノロジーズLtd(JTSTL)は過去3ヶ月間の一連の人員整理を通じて従業員の数を5300人から約2000人に縮小した。 JTSTLのHarpal Gill重役(MD)によると、その実同社の従業員は1年前には8000人を数えたが、市況が低迷する中で同社はこれまで自然消耗を補填せずに、人員を縮小、コスト削減を図ってきた。しかし企業が存亡の淵に立たされるなかで、最後の手段として解雇に踏み切った。 市況が低迷する中で大手企業は規模の経済性を梃子に値下げ競争を行っているが、新参のJTLTLは、ひたすら生産規模の縮小によりコスト低減を図るとともに、ニッチ・マーケットの開拓に努力めてきた。目下複数の自社商標会社と契約製造交渉を進めており、ビデオ・ゲーム会社等との協議は詰めの段階に入っている。コンパックからは120万ドライブの常設注文も獲得している。 また地元部品使用率を高めることにより、最終的にドライブ・コストを25%引き下げられる見通しだ。目下同社は1日1500~2000ドライブを製造している。 米国JTSコーポレーションの唯一の製造子会社として1995年3月に操業を開始したJTSLは、1995/96年と1996/97年の間に売上を93クローから627クローに拡大、純外貨取得率も12%をマーク、一躍インド第3位の情報技術(IT)/輸出企業になった。(THBL:7/21)