1998-08-05 ◆<星>Baan、アジア・ビジネスを楽観 【シンガポール】アムステルダム拠点のビジネス・ソフトウェア会社Baan Companyは、経済危機の最中にも関わらず、アジア・ビジネスに楽観的見通しを抱いている。 今年5月に英国の金融ソフトウェア会社CODAを買収したBaanのPhol Hollins副社長が3日催されたCODAグループ・シンガポール事務所のBaanCOSへの改名記念記者会の席上語ったところによると、経済危機の下、益々多くの企業が経営の引き締めの方策を求め、同社事務所を訪れるようになっている。アジアの経済危機は同社の製品/サービス価格やマージンにも圧力を及ぼしているものの、不良債権問題はそれほど深刻でない。 BaanCOSの昨年の域内(シンガポール/マレーシア/香港)売上は50~60%拡大、今年上半期のシンガポールの営業額は200万米ドルに達した。金融業界ではより迅速なリアルタイムの情報が要求されるようになっている。また同社はY2Kソルーション(従来のコンピューターが2000年以降の年号を判読できなくなる問題)関連顧客を域内に100社以上有する。通常この種のソルーションは6~12カ月を要するが、同社は4~6カ月で解決している。 BaanCOSはアジア・スタッフを現在の26人から40人に増員する。これはBaanがCODAを買収したのに伴い後者のサービス領域が拡大したのに伴うもの。同社は今後フィリピン、香港、タイ、そしてインド市場の開拓に力を入れると言う。(IE:8/4)