1998-08-21 ◆<星>マクスター、HDD生産拡張で300人増員 【シンガポール】ディスク・ドライブ(HDD)メーカー、マクスター・パリファラルPte LtdはOEM(相手先商標製造)ビジネスの受注増に対応するため、シンガポールにおける生産従業員を300人増員する。 米国サンノゼ拠点のマクスターの従業員総数は世界的に5600人で、内4200人がシンガポールに就業している。またシンガポールにおける従業員の内3400人は生産従業員で占められている。マクスター社スポークスマンによると、同社は柔軟な生産システムを採用しているため、市場の需要に応じて自由に生産規模を拡大したり、縮小することができる。他の企業は数ヶ月乃至数年前から準備を整え、増産を行うが、同社は翌日から生産を拡張できる。しかし同スポークスマンは今回の増員でどれほど生産が拡大されるのか、具体的数字は示さなかった。マクスターのマイケル・キャノン社長は今年2月、数ヶ月以内にシンガポールにおける生産を倍増し、その後で中国工場も拡張すると語っていた。マクスターの中国大連工場は今年末に稼働する。 マクスターは今年第1四半期に350万ユニット、第2四半期には374万ユニットを販売したと発表しているが、アジアにおける販売成績は明らかにしていない。 マクスターの韓国の親会社現代は目下財政危機に直面しているが、マクスターは独立経営のため、中国工場はスケジュール通り完成されると言う。 フィリップス証券アナリストによると、マクスターは専らデスクトップ製品の製造を手がけており、主にコンパック等のPC(パソコン)メーカーの需要に応じている。同社の生産拡張の動きは、HDD市況底入れの兆しとも受け取れると言う。(LZ:8/20)