1998-08-21 ◆<星>DBSランド、半期に61%減益 【シンガポール】シンガポールの政府系上場不動産開発会社DBSランドは19日、不動産の値下がりや利子負担の急増に災いされ、半期に61%の減益を報告した。同社はまた内外不動産市況の不振を補填するため7500万Sドルを引き当てており、この内5380万Sドルはシンガポール国内におけるプロジェクトの評価下降に伴うもの、また2120万Sドルは香港のダイナスティー・ハイツに対するものである。 今年6月期上半期の営業額は7億8500万Sドルと、89%拡大したにも関わらず、純益は前年同期の1億1350万Sドルから4490万Sドルに下降した。上半期の金利負担は9614万Sドルと、昨年同期の4807万Sドルから倍増した。これは主に金利の上昇と、借入残高が昨年同期の27億6700万Sドルから36億9000万Sドルに、ほぼ10億Sドル拡大したことに伴うもの。 エスティメート・ディレクトリーに掲載されたアナリスト28人の平均予測では、1株益は昨年同期の11.9セントから21セントに拡大するはずだったが、実際には、逆に4.1セントに急落した。DBSランド幹部は下半期も一層の下降が予想されるが、落ち込みの程度は、国内及び域内不動産市況の動向に依存していると語った。目下同社のオフィス不動産の入居率は93%、小売り不動産は89%、工業不動産は93%と言う。(BT,LZ:8/20)