1998-08-22 ◆<馬>世界銀行、さらにUS$20億融資検討 【ワシントン】世界銀行は来年から18ヶ月間にマレーシアにさらに20億米ドルを融資する可能性を検討している。 世界銀行のジャン・ミッシェル・セヴェリーノ副頭取(アジア太平洋地域担当)によると、同行はリセッションがこのまま進行すれば、これまで築いた全てものが水泡に帰する恐れもあると深刻な懸念を抱いていると言う。 世界銀行は今年6月にマレーシアに対して3億米ドルの融資を認めたが、アンワル副首相兼蔵相は、さらに年内に7億米ドルの融資を世界銀行に求める考えを明らかにしている。 セヴェリーノ副頭取によれば、同7億米ドルは今年10月に融資される可能性があり、マレーシアは別に最大10億米ドルの融資を申請している。しかしながらこれらは、いずれも初歩的な検討段階にあると言う。 マハティール首相は国際通貨基金(IMF)の救済措置に厳しい批判を繰り返しているが、世界銀行に対しては注意深く批判を避けると共に、マレーシアは世界銀行、日本、アジア開発銀行、イスラム開発銀行から融資を取り入れ、今年予想される100億Mドルの財政赤字を補填するとしている。(ST:8/21)