1995-05-17 ◆<泰>バンコク近郊に第3の深水港開発検討 【バンコク】タイはバンコク周辺の中央工業地帯に奉仕する第3の深水港を開発する可能性を研究している。 海事振興委員会(MPC)幹部によれば、バンコクのクロントイ港はほぼフル稼働の状況で、代替港として開発されたラムチャバン港も2年以内に能力の限界に達する見通しだ。政府は民間主動でマプタプに15億バーツ(S$8600万)を投じ第5ターミナルを建設する計画を認可したものの、同ターミナルは一般貨物の処理のみで、クロントイ港の混雑の主因となっているコンテナ貨物は処理できない。しかも完成するのは2年後のこと。こうした中で当局は既存ターミナルの1つをコンテナ処理用に転換する可能性も検討している。タイ政府はクロントイにおける貨物処理を制限し、工業地を地方に移転する計画を進めてきたが、こうした努力はタイが輸出産業政策を進める限り、大きな効果は期待できないことが明らかとなった。残された手段はクロントイ港を拡張するか、第3の深水港を開発するしかなく、MPCは深水港開発の候補地としてSamut Sakhon、Samut Songkhram、Prachaub Khiri Khanの3地区を検討している。これらの地区はいずれも首都周辺の工業区に隣接していると言う。(BT:5/16)