1998-08-25 ◆<星>コンピュータ/ソフトのリース業が活況 【シンガポール】コンピュータとソフトウエアの購入からリースへの切り替えを検討するアジア企業が増えており、こうした傾向はシンガポールでも顕著になりつつある。 ヒューレット・パッカード(HP)の東南アジア地域技術ファイナンス&リマーケティング担当重役ルイ・タックチュン氏は、機器リースのアジア市場は過去数年間に年率50%を超えるペースで拡大してきたが、経済危機の影響でこの先さらに高い伸び率が予想されるとしている。IBM幹部もHPと同様の予測を行っている。 企業にとどまらず教育機関にもリースの波が広がりつつあり、国立シンガポール大学(NUS)は先月、工学部の学生に持たせるノートパソコンにリースの選択肢を導入、納入メーカーとしてHPと東芝を指名した。 HPによると、リース顧客は機器の陳腐化への対応を契約に明記するよう要求するため、業者は毎年のアップグレードに追われる上、中古機器の修繕・販売のための大がかりな組織も必要とされる。ルイ氏は、リース業務をアジア地域で回転させる組織の準備に3年を要したと語る。HPは中古機器をアジアや中南米の途上国に新品よりも40~60%安く、しかも新品同様の保証書を付けて販売していると言う。(BT:8/24)