1998-09-04 ◆<星>シェル製油所、稼働率50%にダウン 【シンガポール】シェルはブコム島製油所に設けた精製施設3基の合計精製量を1日当たり2万9000バレルに引き下げた。同製油所の精製能力は1日5万9000バレルで、稼働率はほぼ50%になった。シェルは過去2カ月25%の生産削減を行ってきた。 モービルもジュロンの日産30万バレルの製油施設の減産率を今月から10%引き上げた。先月は6%の減産を行っていた。 業界筋によると原油精製マージンはベーシックもアップグレード・ユニットのそれも、いずれもマイナスになっており、コンデンセートと天然ガス・リキッドのみがプラスのマージンを維持している。 シンガポール・リファイニング・カンパニー(SRC)幹部によると、5月以来市況は低迷を続けており、改善の兆しは見られない。同社の日産28万5000バレルの製油所は先月の16%を上回る20%の生産削減を実行、目下の稼働レベルは日産23万バレルの水準と言う。 アイル・チャワン島のエッソ製油所も生産削減を行っているようだが、同社は稼働率を公表していない。 観測筋は域内の石油製品需要の軟調は向こう2年間持続すると予想している。(BT:9/2)