1998-09-08 ◆<星>ITコスト・カットが成功の鍵:HP社GM 【シンガポール】多くの企業は指数関数的速度で分裂増殖するコンピューティング・システムに対応するために悪戦苦闘しており、限られたスタッフ、限られた予算の情報技術(IT)部門はデータ・センターに持ち込まれる様々な異なるシステムの管理に腐心している。 システム管理業務が急増する一方、個々のサーバーの利用度は下降し、これら一切を収容するフロア・スペースは限られている。ヒューレット・パッカード・サウス・イースト・アジアのリム・チョンプン重役(エンタープライズ・ビジネス・コンピューター・オーガニゼーションGM)は、7日のBT紙に掲載された一文の中で、以上の指摘を行うとともに、こうした状況を今解決しなければ、情報システム管理者(MIS)は正に白昼夢に魘されることになると警鐘している。 同氏によれば、経済全般が低迷する中でトータル・コスト・オブ・オーナーシップ(TCO)の削減とトータル・バリュー・オブ・オーナーシップ(TVO)の向上が、益々重視されつつある。例えば、高価なハードウェアは、購入したその日から、減価し、2~3年で無価値になってしまう。最近の経済危機の影響もあって、アジア諸国の企業はハイテク資産を購入することを見合わせ、リース方式を採用しつつあるが、ガートナー・グループは最近の調査報告書において、企業は最大50%TCOを削減できると指摘している。 自動化、行動的管理、アウトソーシング、構造的計画の立案と実行は、一般にTCOの削減とTVOの向上につながると見られている。コスト削減とサービスの質向上は、両立させるのが困難だが、マネージメントの交替/自動化プロセスの導入/サービス・レベルに関する契約/セキュリティー・ポリシー/帯域計画/パフォーマンス分析等、計画的で、予知可能な管理運営を実行することにより、両立も可能と言う。(BT:9/7)