1998-09-11 ◆<星>SRCも製油施設稼働率50%に引き下げ 【シンガポール】シンガポール・リファイニング・カンパニー(SRC)は需要の低迷とマージンの下降から今月17日前後に原油蒸留装置CDU1の操業を停止、1日当たりの原油処理量を15万バレルに半減させる。 SRCは、9日発表した声明の中で以上の消息を伝えるとともに、操業停止の期間は未定としている。しかし同社幹部は、操業が停止されるCDUは、時機が来れば直ちに稼働できるスタンド・バイ・ベースで、防虫退蔵される訳ではないと語った。 シンガポール・ペトローリアム・カンパニー、ブリティッシュ・ペトローリアム、カルテックスの合弁に成るSRCのアイル・ムルリマウ島製油所のキャパシティーは日量28万5000バレルで、同社は市況が急速に悪化した先月先ず16%、そして今月初に20%、稼働率をカットしていた。 今月に入って以来、シンガポールにおける精製施設の稼働率を50%に引き下げたのは、シェルに続いて2社目。 シェルの日量5万9000トンのブコム島製油所は目下2万9000トンの稼働レベルだが、同社幹部も蒸留装置を防虫退蔵する計画はなく、いつでも稼働できる状態で維持していると語った。モービルはジュロンの日量30万バレルの製油施設の稼働率を8月は6%、今月は10%カットしている。エッソはアイル・チャワン島の製油施設の生産削減を行っているもようだが、削減率を公表していない。(BT:9/10)