1995-05-19 ◆<馬>テレコム・ガイドライン発表延期 【クアラルンプル】アンワル副首相が17日のワールド・テレコミュニケーション・デー開幕式の席で、GFIA(ゼネラル・フレームワーク・フォー・インターコネクション・アンド・アクセス)と称する新たなテレコム・ガイドラインを発表するはずだったが、結局そのような発表は行われなかった。 レオ・モギー エネルギー通信郵政相はこの日記者会見し、GFIAはまだ完成しておらず、準備でき次第発表すると釈明した。GFIAは異なる通信会社の契約者が相互に交信したり、新参の通信会社が既存の通信インフラにアクセスすることを可能にするものだが、業界筋によれば、このことは不可避的に既存通信インフラの所有者であるテレコム・マレーシアの市場シェアを縮小させる。マレーシア電信局(JTM)のホドゥ・パルマン局長は、「一部のパーティーは当初GFIAの内容に同意しながら、今になって反対を表明している」と、直前になって業界内部から生じた反対が、GFIA発表延期の原因であることを示唆した。しかしPCN(パーソナル・コミュニケーション・ネットワーク)ライセンスを認められた3社中の2社、即ちサプラ・デジタルSdn BhdとMRCBテレコミュニケーションSdn Bhdが16日と17日に相次いでテスト・サービスを開始したことから、観測筋はGFIAが遠からず発表されるものと見ている。もう1社のPCNライセンス所持者ムティアラ・コミュニケーションSdn Bhdも来週中には試運転を開始する見通しで、マレーシアは英国、ドイツ、タイに次いでPCN時代を迎えようとしている。(BT:5/18)