1998-09-26 ◆<星>日本電産、S$3千万ロヤン工場オープン 【シンガポール】日本電産は24日、ロヤンに3000万Sドルを投じて設けた床面積8000平米の新工場を正式オープンするとともに、向こう5年間にシンガポールに2000万Sドル、域内諸国に別に5000万Sドルを追加投資する方針を明らかにした。 新工場はシンガポール初のスピンドル・モーター工場で、来年末までに550人を雇用する。Nidecシンガポールの川口重役(MD)によると、 先月操業を開始したばかりのロヤン工場はスピンドル・モーターを月間100万ユニット、ピボット・アセンブリーを同300万ユニットを生産でき、ピボット・アセンブリーの生産能力はカラン旧工場の3倍。 永守重信社長は開所式の席上、シンガポールは世界の主要なディスク・ドライブ(HDD)生産地であり、マーケットに工場を設けるのが、同社の主戦略と説明した。それによると、当面は生産能力の拡張に力を入れ、将来は生産/研究開発(R&D)/金融業務をシンガポールに集中する。インドネシア領ビンタン島に既に2400万Sドルを投資した他、来月はマレーシアのジョホール州ニライに1000万Sドルの工場をオープンする。この他、タイ、フィリピン、ベトナム、中国にも工場を有する。 今日の電子産業不況は売上にも、市場シェアにも影響を及ぼしておらず、売上もシェアも拡大し続けている。日本電産はHDDの他、CD-ROM、デジタル・ビデオ・ディスク、フロッピー・ディスク・ドライブ等の領域にも進出を図っている。 今年のユニット出荷数は30%、売上は20%の成長を見ている。シンガポールにおける売上は1999年3月までに20%増の5億Sドルに達する見通しだ。アジア売上は30億米ドルのグループ営業額に45%貢献していると言う。(BT,LZ:9/25)